群馬県高崎市のベンチャー企業(株)マーズカンパニーが開発した冷蔵技術(蔵番システムhttp://www.mars-company.jp)が、この度、サンデンリテールシステム(株)(自動車用コンプレッサー機器などを製造販売する上場企業:年商約3000億円:http://www.sanden.co.jp)との契約を2月に締結し、サンデン(株)の子会社 SANDEN Vendo USA 社が米国へ向けたディストリビューター及び現地メーカーとして米国での販売の準備に動き出しました。

 

米国での販路拡大戦略の第一弾として、SANDEN Vendo USA社はUNIVA America, Inc.のアドバイスに呼応し、米国最大のフードショー(NRA Show:5月20〜23日;於シカゴ)への出展を決め、弊社はこのNRA Showのブースマネージメントのサポートを行います。

 

加えてUNIVA America, Inc. は、蔵番システムの米国販売レップとして今後販売に向けた営業活動にも加わることになります。アメリカ国内での電化製品の認証を受けるなどの技術的な部分はSANDEN Vendo USA 社が引き受け、UNIVA America, Inc.はこの新技術のアメリカ市場への浸透へ向けて、まずは展示会マネージメントのサポート、及び販売レップとしての契約を交わし、肉類、魚介類、野菜、果物など食材は元より、生花や医療機関など長期保存に欠かせない冷蔵技術が必要なあらゆる分野での販売を米国内で開始してまいります。

 

※蔵番システムとは:

食品の保存理論を覆す画期的な技術として期待されており、文部科学省および経済産業省が後援する「第二回技術経営・イノベーション賞」受賞し、ガイアの夜明けなどテレビ番組でも取り上げられている最新技術です。これまでの冷蔵庫と違い、0℃から-5℃の温度帯でも食材を凍らせることなく保存し、細菌の繁殖を抑制することで食品腐敗を抑え、食材の長期保存が可能となります。更に、独自技術により、非熱エネルギーを食材に与えることで食材の細胞内部の酵素を活性化させることで、たんぱく質をアミノ酸へ分解し、食材の熟成を促すことが可能です。これまで、相反する効果と言われていた、「鮮度」と「熟成」を両立した画期的な技術として注目されています。

 

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